まずは、DISTIMOの今年の6月の無料レポートで、アジアのiTunes AppStore特集が出ていたので見てみます。

上の図はトップ300の有名アプリのダウンロードボリュームを表したものです。日本・中国・韓国はアメリカと同じバンドに分類されていて、AppStoreの規模は大きいことがわかりますが、無料レポートだからか、残念ながら4段階でしか表されておらず、国ごとの比較ができません。
ちなみに、このレポートの本文では、韓国のダウンロード数が、人口の多い日本や中国と比較しても「突出している」と書かれています。(人口比でということなのか、ダウンロード数自体が突出しているのかは定かではありません。)
日本と中国のAppStoreの規模を比較する方法はないものかと考えていたところ、私の作っているiPhoneアプリ『シンプル・ダイエット』(無料アプリ。英語・日本語・中国語に対応)の無料総合ランキングでの順位が、7月6日と7日に奇跡的に200位前後で同じになりました。(七夕の奇跡。下のグラフの水色とピンクのプロットを見てください。)

総合ランキングで同じ位置に居るときの両国のAppStoreでのダウンロード数を比較すれば、それぞれのAppStoreの規模がだいたい分かるのではないかと思い、比較してみました。(7日の夜には中国での順位が下がってやや乖離してしまいましたが、ダウンロード数のレポートは1日毎にしか出ないのでご勘弁を。)
| 日付 | 日本 | 中国 |
|---|---|---|
| 7/6 | 1,031 | 1,816 |
| 7/7 | 866 | 611 |
| 平均 | 948.5 | 1,213.5 |
順位がぴったり同じではなく、状況にもよるので解釈は難しいですが、中国のAppStoreは日本よりも若干規模が大きいぐらいな感じかなと思います。
また、中国では有料アプリよりも無料アプリが断然人気のようなので、有料アプリではまた規模は異なると思います。先程のDISTIMOのレポートでは、トップ300アプリのうち、有料の割合は日本では6.05%であるのに対し、中国では0.99%、売価の平均では、日本では$3.33なのに対し、中国では$2.56とのこと。この点、日本はまだまだ豊かな先進国であることが感じられます。
人口が日本の10倍の中国。大都市部のみならず、今まで貧しかった郊外の人たちが急激に豊かになっており、中国でのiPhoneユーザー数の伸びは今後も期待できそうです。





